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廃バッテリーの買取相場は?処分方法と高く売るコツを解説

車のバッテリー交換で不要になった廃バッテリーの処分にお困りではありませんか。

実は、廃バッテリーは価値ある資源として買い取ってもらえる可能性があります。この記事では、廃バッテリーの買取相場について詳しく解説します。

多くの方が抱く、廃バッテリーが売れるのはなぜか、あるいは軽自動車のバッテリーの買取相場はいくらですかといった具体的な疑問にお答えします。

また、買取価格推移と今後の見通し、特に鉛の価格下落が相場に与える影響についても触れていきます。

さらに、車のバッテリー売るならどこが最適か、近くの買取業者を見つける方法、そして例えば東京での買取なら専門業者がおすすめなのかといった地域ごとのポイントも紹介します。

信頼できる買取業者の見極め方や、買取の持ち込みで注意すべき点、万が一値段が付かなかった場合のバッテリーの廃品回収にかかる費用まで、知っておくべき情報を網羅しました。

この記事を最後までお読みいただくことで、総括として廃バッテリーの買取相場と注意点を深く理解し、安心して廃バッテリーを処分、売却できるようになります。

ポイント

  • 廃バッテリーの最新の買取相場

  • 信頼できる買取業者の選び方

  • 持ち込みや処分時の注意点

  • 買取価格が変動する理由と今後の見通し

廃バッテリーの買取相場と基本的な処分方法

メモ

  • 廃バッテリーが売れるのはなぜ?

  • 軽自動車のバッテリーの買取相場はいくらですか?

  • 買取価格推移と今後の見通し

  • 鉛の価格下落が相場に与える影響

  • 車のバッテリー売るならどこ?

売れるのはなぜ?

廃バッテリーに買取価格が付く理由は、その主成分である「鉛」に資源としての価値があるためです。バッテリーの買取業者は、回収した廃バッテリーを解体し、内部から鉛を取り出して専門の精錬業者へ売却することで利益を得ています。

鉛は柔らかく加工しやすい金属で、再び新しいバッテリーの電極としてリサイクルされるほか、様々な工業製品の原料としても需要があります。

そのため、バッテリーとしての機能が完全に失われた、いわゆる「バッテリー上がり」の状態でも、内部に鉛が含まれていれば問題なく買い取ってもらえるのです。

買取価格は鉛の重量によって決まるのが基本であり、鉛の取引相場は日々変動します。したがって、廃バッテリーの買取価格もこの相場に連動して変わる仕組みになっています。

このように、廃バッテリーは単なる廃棄物ではなく、再利用可能な有価物として扱われているため、売却が可能となります。

 

軽自動車のバッテリーの買取相場はいくらですか?

軽自動車のバッテリーの買取相場は、バッテリーのサイズや含まれる鉛の量によって異なりますが、一般的には1個あたり300円前後が目安となります。

多くの買取業者は、バッテリーの型番(例:M-42、B19、B20)に応じて個別の買取価格を設定しています。

例えば、アイドリングストップ車に多く使われる「M-42」や「B20」サイズのバッテリーは280円程度、少し前の規格である「B19」サイズでは260円程度の価格を提示している業者が見られます。

以下に、自動車用バッテリーのサイズ別買取価格の一例をまとめました。これはあくまで一例であり、業者や地域、そして日々の鉛相場によって価格は変動するため、参考としてご覧ください。

バッテリーサイズ 買取価格(目安) 主な搭載車種
B19 260円/個 軽自動車、コンパクトカー
B20(M-42) 280円/個 軽自動車(アイドリングストップ車)
D23(Q-55) 350円/個 普通自動車
D26 420円/個 ミニバン、SUV
E41 780円/個 トラック、商用車
H52 1,950円/個 大型トラック、船舶

このように、バッテリーはサイズが大きくなるほど含有される鉛の量が増えるため、買取価格も高くなる傾向にあります。

お手持ちのバッテリーの側面や上面に記載されている型番を確認し、業者のウェブサイトなどで価格を調べてみるのがよいでしょう。

 

買取価格推移と今後の見通し

廃バッテリーの買取価格は、主要な資源である鉛の国際的な取引価格に大きく左右されるため、常に変動しています。このため、「いつ売るのが最も得か」という特定の最適な買取時期を断定することは困難です。

鉛の価格は、ロンドン金属取引所(LME)の相場が指標とされており、世界経済の動向、新興国の需要、鉱山の生産状況、リサイクルの供給量など、様々な要因によって日々上下します。

買取業者はこの国際相場を基準に自社の買取価格を決定するため、鉛相場が上がれば買取価格も上がり、下がれば買取価格も下がるという連動関係にあります。

今後の見通しについても確実なことは言えませんが、世界的な脱炭素化の流れの中で電気自動車(EV)へのシフトが進むと、将来的には鉛バッテリーの需要が変化する可能性も考えられます。

したがって、売却を検討し始めたら、価格の推移を長期的に待つよりも、その時点での価格を複数の業者で比較し、納得できる価格を提示した業者に速やかに売却するのが現実的な選択と言えます。

 

鉛の価格下落が相場に与える影響

廃バッテリーの買取価格は鉛の価値に依存しているため、鉛の取引価格が下落すると、買取相場も直接的な影響を受けて下落します。

買取業者は廃バッテリーから回収した鉛を売却して利益を得ているため、その売却価格が下がれば、仕入れ価格にあたる廃バッテリーの買取価格も引き下げざるを得ません。

例えば、世界的な経済不安や特定の産業での需要減少などが発生し、鉛の国際相場が大きく下落した月は、多くの買取業者がウェブサイトなどで買取価格の改定を告知します。

昨日まで1kgあたり100円だったものが、翌日には90円になるということも十分にあり得るのです。

このため、廃バッテリーを少しでも高く売りたいと考えるのであれば、価格変動のリスクを理解しておくことが大切になります。

複数の業者のウェブサイトを定期的にチェックしたり、持ち込む直前に電話で最新の価格を確認したりするなど、情報収集を怠らないことが、結果的に損をしないための有効な手段となります。

 

車のバッテリー売るならどこ?

廃バッテリーを売却できる場所は、主に4つの選択肢が考えられます。それぞれにメリットとデメリットがあるため、ご自身の状況に合わせて最適な場所を選ぶことが大切です。

金属スクラップ買取業者

最も高価買取が期待できるのが、金属スクラップを専門に扱う買取業者です。

これらの業者は鉛のリサイクルルートを直接持っているため、中間マージンが少なく、その分高い価格で買い取れる傾向があります。kg単位での買取が基本で、透明性が高いのも特徴です。

ただし、店舗数が限られている場合があるため、お住まいの地域によっては利用しにくいかもしれません。

 

カー用品店

バッテリー交換を依頼した場合、古いバッテリーをそのまま引き取ってくれるケースがほとんどです。

大手カー用品店では、新しいバッテリーの購入を条件に無料で引き取ってくれるサービスを展開していることが多いです。

買取という形にはなりにくいですが、処分費用がかからず、交換と同時に手間なく処分できるのが最大のメリットと言えるでしょう。

 

ガソリンスタンド

ガソリンスタンドでも、廃バッテリーの無料引き取りサービスを行っている場合があります。給油のついでに手軽に処分できる利便性が魅力です。

しかし、店舗によっては処分費用がかかったり、そもそも引き取りを行っていなかったりする場合もあるため、事前に問い合わせてみることをお勧めします。

 

リサイクルショップ

一部のリサイクルショップでも廃バッテリーの買取を行っています。他の不用品とまとめて売却できる点がメリットです。ただし、金属の専門業者ではないため、買取価格は比較的安価になる可能性があります。値段が付かない場合でも無料で引き取ってくれることが多いようです。

 

廃バッテリーの買取相場と買取業者の選び方

メモ

  • 近くの買取業者を見つける方法

  • 東京での買取なら専門業者がおすすめ

  • 信頼できる買取業者の見極め方

  • 買取の持ち込みで注意すべき点

  • バッテリーの廃品回収にかかる費用は?

近くの買取業者を見つける方法

お住まいの地域で廃バッテリーの買取業者を見つけるには、インターネット検索を活用するのが最も効率的です。

「お住まいの地域名 + 廃バッテリー 買取」や「地域名 + バッテリースクラップ」といったキーワードで検索すると、近隣の金属スクラップ業者やリサイクル業者のウェブサイトが見つかります。

多くの業者はウェブサイトに買取品目や価格、持ち込み場所の地図などを掲載しているため、事前に情報を比較検討できます。

また、Googleマップで「バッテリー 買取」と検索するのも有効な方法です。地図上に業者の場所が表示され、口コミや評価も確認できるため、評判の良い業者を探しやすくなります。

もし自動車解体業者や自動車修理工場が近くにあれば、そうした場所に直接問い合わせてみるのも一つの手です。

業者によっては、一般の個人からの持ち込みも受け入れている場合があります。いずれの方法でも、訪問する前に一度電話で連絡を取り、個人からの買取が可能か、現在の買取価格はいくらかなどを確認しておくとスムーズです。

 

東京での買取なら専門業者がおすすめ

東京都内やその近郊で廃バッテリーの売却を考える場合、金属スクラップを専門に扱う買取業者を利用するのが特におすすめです。

東京には多くの企業や工場が集中しており、金属リサイクルのインフラが整っています。そのため、専門業者は効率的なリサイクルルートを確立しており、競争原理も働くことから、比較的好条件での買取が期待できます。

個人からの少量(1個から)の持ち込みを歓迎している業者も少なくありません。

一方で、カー用品店やガソリンスタンドも都内には多数存在しますが、これらは「買取」よりも「無料引き取り」のサービスが中心となることが多いです。

処分が目的であれば手軽で便利ですが、少しでも現金化したいのであれば、やはり専門業者に持ち込むのが最善の選択肢と考えられます。

業者によっては、ある程度の量がまとまれば出張買取に対応してくれる場合もあります。

複数のバッテリーが溜まっている場合などは、ウェブサイトで出張買取の条件を確認し、問い合わせてみるのも良いでしょう。

 

信頼できる買取業者の見極め方

廃バッテリーの処分を依頼する際には、信頼できる業者を選ぶことが非常に重要です。なぜなら、万が一、依頼した業者が廃バッテリーを不法投棄した場合、排出した側(つまり依頼者)も責任を問われる可能性があるからです。

安心して任せられる業者を見極めるためのポイントは、主に以下の2つです。

 

必要な許認可の有無を確認する

信頼できる業者は、事業に必要な許認可を取得しています。確認すべきは「古物商許可」と「産業廃棄物収集運搬業許可」です。古物商許可は中古品を売買するために必要な許可です。

また、バッテリーは産業廃棄物にあたるため、これを適正に処理・運搬する資格を持っている証明となります。これらの許可番号は、通常、業者のウェブサイトの会社概要ページなどに記載されています。

 

明確な料金体系と説明

持ち込む前に、買取価格や処分費用について明確な説明があるかどうかも大切なポイントです。「何でも無料回収」とだけ謳い、後から運搬費用などの名目で高額な請求をしてくる悪徳な業者も存在します。

事前にウェブサイトで価格表を確認したり、電話で問い合わせた際に丁寧に説明してくれたりする業者は、信頼性が高いと考えられます。

実績が豊富で、地域で長く営業している業者も信頼の目安となります。

 

買取の持ち込みで注意すべき点

廃バッテリーを買取業者に自分で持ち込む際には、安全のためにいくつかの点に注意する必要があります。バッテリーには希硫酸という危険な液体が含まれており、取り扱いを誤ると大変危険です。

まず、運搬時の液漏れには最大限の注意を払ってください。

バッテリーを傾けたり、逆さまにしたりすると、上部の穴から希硫酸が漏れ出す恐れがあります。希硫酸は腐食性が強く、車の内装を傷めるだけでなく、皮膚に付着すると火傷(化学熱傷)を、目に入ると失明を引き起こす可能性もある危険な物質です。

運搬する際は、バッテリーを必ず平らな場所に立てて置き、倒れないようにタオルやブロックなどでしっかりと固定しましょう。段ボール箱やプラスチック製のコンテナに入れると、万が一の液漏れの際にも被害を最小限に抑えられます。

また、発火のリスクも忘れてはなりません。バッテリーのプラス端子とマイナス端子が、金属製の工具や他の金属製品などに同時に接触するとショートし、火花が出て発火する危険があります。

端子部分にガムテープなどを貼って絶縁しておくと、より安全に運搬できます。これらの対策を確実に行い、安全第一で持ち込むように心がけましょう。

 

バッテリーの廃品回収にかかる費用は?

廃バッテリーの処分は、必ずしも無料でできるとは限りません。買取価格が付かずに処分のみを依頼する場合や、業者によっては、引き取り自体に費用がかかるケースもあります。

処分費用がかかる場合の相場は、500円から1,000円程度が一般的です。

これは、業者側でバッテリーを適正に処理するための手数料や運搬コストなどが含まれるためです。特に、中小規模のカー用品店や一部のガソリンスタンドなどでは、処分費用を設けていることがあります。

一方で、大手カー用品店では新しいバッテリーの購入を条件に無料で引き取ってくれたり、金属スクラップの専門業者では有価物として買い取ってくれたりするため、結果的に費用がかからないケースも多くあります。

トラブルを避けるためにも、業者に持ち込む前には必ず「処分費用はかかりますか?」と確認することが大切です。出張回収を依頼した場合には、別途出張費用が上乗せされる可能性もあるため、料金体系全体を事前にしっかりと把握しておくことが推奨されます。

 

総括:廃バッテリーの買取相場と注意点

この記事では、廃バッテリーの買取に関する様々な情報をお伝えしてきました。最後に、全体の要点を以下にまとめます。

  • 廃バッテリーは内部の鉛が資源として価値を持つため売却できる

  • 買取相場は鉛の国際価格に連動して日々変動している

  • 買取価格は1kgあたり数十円から100円以上まで業者により様々

  • 軽自動車用バッテリーの買取相場は1個300円前後が目安

  • 大型トラック用はサイズに応じて1,000円以上の高価買取も期待できる

  • 最適な売り時はないため売却を決めたら速やかに行動するのが賢明

  • 売却先は金属スクラップ業者やカー用品店、ガソリンスタンドなど

  • 最も高価買取が期待できるのは金属スクラップの専門業者

  • 東京などの都市部では専門業者の選択肢が豊富

  • 業者選びでは「古物商許可」などの許認可の有無を確認する

  • 悪徳な無料回収業者による不法投棄や高額請求に注意が必要

  • 持ち込み時は液漏れやショートによる発火のリスク対策を徹底する

  • バッテリー内部の希硫酸は皮膚や目に触れると大変危険

  • 買取不可の場合、500円から1,000円程度の処分費用がかかることがある

  • 事前に複数の業者の価格や条件を比較検討することが重要

  • この記事を書いた人

たかし

運営者:たかし 自身の失敗経験をバネに、7年間で200点以上の不用品を売却。「損しない売り方」を研究し、実体験に基づいたリアルな情報を発信しています。 » 詳しいプロフィールはこちら

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